以前、我らがマーク先生と、スズキメソードの秋葉三佐子先生が「母語教育法」について対談されていました。
ワールドファミリーのDWE(ディズニー英語システム)は、「英語」の幼児教育。
一方、スズキメソードは、「音楽」の幼児教育。
スズキ・メソードとは、公益社団法人 才能教育研究会が推奨している、音楽により心豊かな人間を育てるという教育法です。
スズキメソードは音楽教育ですが、その教育法は、言葉を習得するときと同じだと言います。
スズキメソードの創始者、ヴァイオリニストの鈴木鎮一(すずきしんいち)さんが、「子供にヴァイオリンを教えて欲しい」と頼まれたことがきっかけで、スズキメソードが誕生しました。
子供は自然に言葉を話すようになる・・・
このことから、鈴木さんは
音楽も母国語を身につけるように教えてはどうだろう
と考えられたそうです。
母国語のように、ということで、最初から楽器に触らせるのではなく、まず素晴らしい演奏を耳で覚えさせることから始めます。
そして、リズム遊びをしたり、周りの人が演奏しているのを見て、音楽は楽しいものだと感じさせる。
楽器に触り始めるのは、本人がやりたいと言った時。
子供は楽しいことが大好き!
楽しそうなことは真似したくなりますよね。
周りの大人が話しているのを聞いて、「話したい!」と思うように、ステキな演奏を聞いて、「弾いてみたい!」と思うのは自然なこと。
そして実際に弾けた時の喜びが子供の能力を伸ばすのだそうです。
嫌々やることよりも楽しく出来るものの方が子供は伸びますよね。
親はどうしても焦りが出て、やらせてしまいがち。
そうすると、子供も自由がなくなり嫌になる、子供が嫌がるから親も疲れる、
そしておうち教育を諦めて、教室の先生を頼りたくなる・・・
ですが、親だからこそできることがあります。
大事なことは、子供をよく見ること、そして、行動によって得られる喜び。
子供の成長、興味のあることを見極めるのがとても大事で、それは子供の近くにいる親が一番分かることなのではないでしょうか。